色味について

こちらの「灰釉」は、高温により溶けて流れる「釉」が醍醐味ですが、その釉の流れ具合は一点一点異なってきます。
焼成時の微妙な温度差により流れる景色が変わってきますが、そこが面白い所でもありますので、どうぞその点をご理解頂いた上でご検討いただけますと幸いです。
また、掲載しております商品画像は、あくまで平均的な色味になります。その為、恐れ入りますが商品到着後、「イメージと違う」等の理由でのご返品はお受け致しかねます。ご了承ください。
※明らかに商品画像からかけ離れているものをお届けする事はございませんのでご安心ください。また実店舗においては、在庫のある場合、直接お選びいただけますので是非ご来店ください。
土へのこだわり

陶器を焼く際に、特に重要となるのがやはり「土」
同じ釉薬を施しても、土が変わるとその雰囲気は大きく変化します。紫香楽物語シリーズでは、初代より受け継ぐ貴重な昭和初期の原土と、自分たちで採掘してきた現在の原土をオリジナルブレンドして使用しています。
それにより、信楽焼き特有の深い味わいが期待できます。
想いを形に

「持ちやすさとデザイン性」を考えた取っ手は、使っていただく方を想い、一つ一つ丁寧に。
「土」は正直なもので、少しでも手を抜くと、乾燥段階で亀裂が入ってしまいます。
「あ、持ちやすい」
そんなお声を頂く度、本当に嬉しい気持ちになり、さらなる原動力へと繋がってゆきます。
こだわり

紫香楽物語シリーズのカップ類は、すべて内側に本体とは異なった土を貼り付けるように施しています。
カップの内側へ、釉薬ではなく、非常にキメの細かい泥状の土を施し焼き上げる事により、カップの内側は焼締めとなります。
この土の性質により、飲み物のカドが取れ、よりまろやかになる事が期待できる他、陶器特有の色移りや匂いの付着を大幅に軽減できるのも魅力的。
※焼締め(やきしめ)とは
薪窯作品を含め、主に釉薬を施さずに焼成された焼き物を指します。
水や飲み物のカドが取れ、まろやかになる効果が期待できます。
大切な方への贈り物にも

色味やフォルム、サイズ感など、総合的に上品な仕上がりとなっておりますので、ご自分用はもちろん、来客用や大切な方への贈り物としてもオススメさせていただきます。
何気ない日常に安らぎのひと時を。
是非、素敵なコーヒータイムをお楽しみください。
※こちらのイメージ画像は同シリーズ「海鼠釉-namako-」になります。
●同じく灰釉の器は他にもございます。ぜひご覧ください。