紫香楽物語・源 瑠璃釉9寸皿

9,500円(税込10,260円)

在庫状況  2























【作家名】 谷井 芳山  谷寛窯
【サイズ】 直径:およそ26
高さ:およそ4.3
【材質】 信楽焼 陶器
【使用】 電子レンジ:軽く温める程度のみ可
食洗器:可
【備考】 当ギャラリーの器は全て手作りで製作しております。
その為、僅かなサイズ、色味等の個体差が御座います。
それらを含め焼き物の醍醐味としてお楽しみいただければ
幸いに存じます。




瑠璃(るり)は仏教で七宝の一つとして珍重された宝石のことで、
その濃青色をイメージして作りました。

静かで幻想的な海の中を思わせる美しさの中に、アクセントに金色のしずく(釉薬)を
散らして華やかさを加える事で、より上品な出来ばえになっています。

リムの部分を少し広めに作り、クシ目を施すことにより器全体に軽やかさが表現され、現代
に合う食器として仕上がりました。

器好きな方なら一つは持っておきたい大きさです。
さて、どんなお料理を盛り付けられますか?

*尚、この金彩を施したように見えます紋様は金ではなく釉薬によるものですので、日常の器
と同じようにお使い頂けます。

*ご進物用の化粧箱もございますのでご利用下さいませ。



紫香楽物語■ 「源(みなもと)」- 紫香楽物語(しがらきものがたり)に対する想い ■

1250有余年という歴史を有する信楽焼は、焼き物製作に必要な良質の粘土や赤松を主とする燃料に恵まれ、優秀な陶工達が全国から集結してこの信楽焼を発展させ、その火を絶やすことなく一歩一歩と階段を登り、その志と匠の技が脈々と今日まで受継がれて参りました。
何よりも、聖武天皇がこの「紫香楽」の地に都を造営されたことが始まりとされ、信楽焼が興った原点であるとされています。

近年、「源」という大テーマを掲げて創作している私にとって、信楽焼きの原点を意識して焼物を創作することは、新作を生み出すための大切なヒントの一つになっています。また「信楽」ではなく、「紫香楽」という文字には、香しい匂いや色彩を放ち、古の響きをこの地において肌身で感じ、また名もなき多くの先人たちの陶工の暮らしや風習等に想いを馳せながら、私の心の中に映った「心象」を焼き物に表現していこうとしています。
そうした想いが「物語」となり、生まれてきた信楽焼は、「紫香楽物語」という言葉の響きと共に誕生しました。

私に残された全生涯を懸けて、その「大テーマ」をこの胸に抱き、そして皆様のお心に届く作品を、少しでも生み出していけるよう精進して参る所存です。

平成24年5月14日(芳山誕生の日に) 谷寛窯 谷井 芳山